退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2015-03-06から1日間の記事一覧

【映画感想】『大誘拐 RAINBOW KIDS』(1991) / 娯楽映画を得意とした岡本喜八晩年の傑作

シネマヴェーラ渋谷の《岡本喜八監督特集》で、映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』(1991年、岡本喜八監督)を鑑賞。原作は天藤真の推理小説『大誘拐』。刑務所から出所したばかりの若者三人(風間トオル、内多勝康、西川弘志)が、和歌山の山林王・柳川とし子刀自(…