退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2009-01-30から1日間の記事一覧

『千羽鶴』(1969)

角川シネマ新宿で「千羽鶴」(1969年、増村保造)を鑑賞。「増村保造 生と愛」という企画のなかの一本。文豪・川端康成の同名小説の映画化。ノーベル賞受賞記念作品の表記がある。見どころは、ずばり若尾文子が熱く演じる大田夫人。終始、フェロモン全開で、フ…

魚柄仁之助『知恵のある・和の家・和の食・和の暮らし』

九州弁の文章に味があって思わず引き込まれます。イラストや写真が充実しているので、パラパラと眺めているだけでも楽しい本。ただのノウハウ本に留まらずに、筆者のライフスタイルそのものが紹介されているので、最後まで興味深く読みました。とくに古い日…