退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【読書感想】落合陽一『日本再興戦略』(幻冬舎、2018年)

「現代の魔術師」と呼ばれる落合陽一の日本のグランドデザイン。日本再興戦略 (NewsPicks Book)作者: 落合陽一出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2018/01/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見るこの本のなかに筆者の国家観ははっきりと示され…

「琉球 美の宝庫」展 @サントリー美術館

予定がキャンセルになり時間が空いたので、六本木のサントリー美術館で開催中の「琉球 美の宝庫」という展覧会を見てきました。ちょっと気になっていたイベントです。サントリー美術館は、私にとってアクセスが便利だし、館内の雰囲気も落ち着いているので好…

【映画感想】『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018) / ロン・ハワード監督の西部劇

近くのシネコンで『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年、監督:ロン・ハワード)を見てきた。上映終了が迫っていたが、館内は結構混んでいた。本作は「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品の第2作。過去のシリーズでハリソン・フォー…

テレビドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(第1シーズン)がスゴかった!

東京医科大学の入試で女性差別があったと報じられた。その是非は別にして女性からみた医療現場はどうなのかと思い、以前から気になっていた人気ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(第1シーズン、全8話)を見てました。主演は米倉涼子、脚本は中園ミ…

「秦佐和子が行く 今日は古都ジェニック 夏編」を見たよ

録画しておいた「秦佐和子が行く 今日は古都ジェニック 夏編」を見ました。KBS京都で制作・放送された声優・秦佐和子さんの冠番組です。これは貴重。7月21日(土) 19時から、KBS京都テレビ「秦佐和子が行く 今日は古都ジェニック 夏編」をオンエア!今回はイ…

【読書感想】『カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区』(KADOKAWA、2018年)

昨年10月から始まった、「BS12 トゥエルビ」で放送されている音楽番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週金曜深夜放送中)の書籍化。テレビ番組の書籍化なので、番組を知らない人は何の本だろうと思うかもしれません。芸人のマキタスポーツと、音楽…

【映画感想】『本能寺ホテル』(2017) / 綾瀬はるかが戦国時代にタイムスリップするSF映画

DVDで映画『本能寺ホテル』(2017年、監督:鈴木雅之)を鑑賞。ヒロイン・綾瀬はるかが、本能寺の変の前日にタイムスリップして織田信長に出会うSF映画。タイトルはなかなか上手い。本能寺ホテル Blu-rayスタンダード・エディション出版社/メーカー: ポニーキ…

大映映画スチール写真集『いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。』(DU BOOKS、2018年)

書店で見かけた大映映画のスチール写真集を手に取ってみました。「スチール写真」とは、プログラムピクチャーの時代に宣伝素材として撮影された写真のこと。いまでも名画座のロビーで見る機会があります。いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。 …

【映画感想】『神田川』(1974) / 関根恵子と草刈正雄の美男美女カップルによる同棲生活ストーリー

新文芸坐の《二枚目は笑顔で殺す 草刈正雄スペシャルッ!》で、映画『神田川』(1974年、監督:出目昌伸)を鑑賞。大ヒット曲「神田川」の作詞家・喜多条忠の自伝的小説の映画化。映画に曲が使われているが、歌詞とは無関係。神田川 [DVD]出版社/メーカー: 東…

【映画感想】『あにいもうと』(1976) / 草刈正雄特集だけど秋吉久美子の映画

新文芸坐の《二枚目は笑顔で殺す 草刈正雄スペシャルッ!》で、映画『あにいもうと』(1976年、監督:今井正)を鑑賞。原作は室生犀星の短編小説。3度めの映画化。東宝映画。あにいもうと 詩人の別れ (講談社文芸文庫)作者: 室生犀星出版社/メーカー: 講談社発…

東京医大の女子受験生差別で思ったこと

読売新聞は2日、東京医科大が合格者数の女性比率を3割程度に抑えるため2011年から試験結果を改ざんしていたと報じて話題になっている。東京医科大の評判は、某文科官僚との贈収賄事件で地に落ちた感もあるが、この入試の得点改ざん疑惑も一連の不正疑惑の捜…

庵野秀明初監督作品OVA「トップをねらえ!」を見ました!

先日、日本映画専門チャンネルで無料放送されていたOVA「トップをねらえ!」(全6話)を見ました。何もかも懐かしい。この作品は、1988年にガイナックスにより、OVAとして製作・販売されたSFロボットアニメです。庵野秀明の初監督作品としても知られており、キ…

【映画感想】『0093 女王陛下の草刈正雄』(2007) / 力の抜けた本格パロディスパイ映画!?

新文芸坐の《二枚目は笑顔で殺す 草刈正雄スペシャルッ!》で、映画『0093 女王陛下の草刈正雄』(2007年、監督:篠崎誠)を鑑賞。今回のような草刈正雄特集でもなければ、劇場で上映されることはないだろうトンデモ映画。これは見逃せない! 0093女王陛下の草…

『シン・ゴジラ』がAmazonプライム・ビデオにやってきた。東宝への期待が高まります

映画『シン・ゴジラ』(2016年)が、Amazonプライム・ビデオで配信されています。さっそく見てみました。シン・ゴジラ Blu-ray2枚組出版社/メーカー: 東宝発売日: 2017/03/22メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (30件) を見るこれまで映画館で三回、そして…

【映画感想】『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』二本立て

新文芸坐でバーフバリを見てきました。『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)と『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)の二本立て。 S・S・ラージャマウリ監督による二部構成の映画叙事詩です。もちろんインド映画。ちなみに「王の凱旋」はインターナショナル版でした。…

【読書感想】『検証 迷走する英語入試――スピーキング導入と民間委託』(岩波ブックレット、2018年)

英語を「読む・聞く・話す・書く」4技能を伸ばすためとして、2020年度から実施される「大学入学共通テスト」に「スピーキング」が課され、それがいずれは民間試験に全面委託されることがすでに決まっている。英語入試の大改革である。この本は研究者や教育者…

アニメ「メジャー」を見終わりました

AbemaTVで配信されていた野球アニメ「メジャー」(全154話)を見終わりました。2004年から2010年まで、NHK教育テレビで放送された作品です。懐かしい。平日2話ずつという配信ペースだったので、4か月ぐらいの長丁場。Amazonプライム・ビデオでも配信されてい…

首都大学東京が名称変更するってよ!

小池百合子都知事が都政改革本部会議で首都大学東京の名称変更に言及しました。また思いつきでめちゃめちゃ言ってますね。これを受けて首都大学東京でも以下のようにコメントを出しました。すでに「東京都立大学」に戻すことが既定路線のようにも読み解けま…

【映画感想】『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968) / 山本五十六といえばやはり三船敏郎

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968年、監督:丸山誠治)を鑑賞。東宝の8・15シリーズの第2作。太平洋戦争開戦時の連…

【映画感想】『血と砂』(1963) / 岡本喜八監督らしい反戦映画の傑作

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『血と砂』(1963年、監督:岡本喜八)を鑑賞。白黒映画。将官を演じることが多い三船敏郎が曹長を演じている。血と砂 […

「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」 @昭和館

九段下の昭和館で開催中の「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」を見てきました。なんと無料。こうの史代の漫画『この世界の片隅に』に描かれた当時の様子を実物資料や写真とともに展示するコラボ企画展です。原作のファンなので近くまで来たついでに立ち寄…

【映画感想】『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960) / 真珠湾攻撃とミッドウェイ海戦で1粒で2度美味しい

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960年、監督:松林慎司)を鑑賞。空母「飛龍」の搭乗員の視点から真珠…

【映画感想】『日本海大海戦』(1969) / 日露戦争を描いたスペクタル巨編。特撮は必見!

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『日本海大海戦』(1969年、監督:丸山誠治)を鑑賞。東宝オールスターの大作。日本海大海戦 [東宝DVD名作セレクション]…

シネマヴェーラ渋谷が入れ替え制に

名画座「シネマヴェーラ渋谷」が、7月21日から二本立てから一本立て・入れ替え制に移行しました。シネコンでは全席指定・入れ替え制で上映されていますが、名画座では伝統的に二本立てのスタイルで上映していることがあります。この場合、基本的に自由席・入…

ライトノベル「りゅうおうのおしごと!」を第5巻まで読んでみた

2018年の冬アニメ「りゅうおうのおしごと!」(全12話)を見て、私はなかなか面白いと思ったが、ネット評判は賛否割れていた。ちょっと意外だったが、批判的な意見を拾ってみると原作のよさがスポイルされているというものが多い。「りゅうおうのおしごと! 」Bl…

【映画感想】『はだかっ子』(1961) / 田坂具隆監督によるジュブナイル映画の大傑作

シネマヴェーラ渋谷の《女優 有馬稲子》 で映画『はだかっ子』(1961年、監督:田坂具隆)を鑑賞。戦争で父を亡くした少年は、母とともに貧しい生活を余儀なく送っていたが、小学校の先生や周りの人たちの支援により、たくましく生きていく姿を描く。児童映画…

【映画感想】『赤い陣羽織』(1958) / 歌舞伎座製作の民話仕立ての喜劇

シネマヴェーラ渋谷の《女優 有馬稲子》 で映画『赤い陣羽織』(1958年、監督:山本薩夫)を鑑賞。原作は木下順二による戯曲。中村勘三郎の映画初出演作。タイトルにある「赤い」を活かすためか、カラーの松竹グランドスコープで撮られた。今回は併映の『はだ…

「参議院の定数6増 比例特定枠導入」が身勝手すぎる件

7月18日、参議院の定数を6議席増やす改正公職選挙法案が可決・成立した。世間では議員定数増に対する批判が多いが、より問題が大きいのは比例特定枠の導入だと考える。裁判所で「違憲状態」とされた「一票の格差」の是正を名目とした改正案に、なぜか不可解…

【映画感想】『勝手にふるえてろ』(2017) / 松岡茉優の初主演による妄想力爆発の恋愛映画

早稲田松竹で映画『勝手にふるえてろ』(2017年、監督・脚本:大九明子)を鑑賞。原作は綿矢りさの同名小説。松岡茉優の初主演作。原作者と主演で期待していた作品。勝手にふるえてろ [Blu-ray]出版社/メーカー: Sony Music Marketing inc. (JDS) = DVD =発売…

コミック「ベルサイユのばら」(第14巻)読了。ついにエピーソード編完結! 奇跡のコラボあり

少女マンガの金字塔「ベルサイユのばら」の連載が終了したのは1973年。それから40年を経て、2014年に新作エピソード編(第11巻)が発表されました。それから5年。今回読み終えた第14巻で一区切りです。ベルサイユのばら 14 (マーガレットコミックス)作者: 池田…